人懐っこいお掃除カラス

午前中所要があって久しぶりに新幹線を利用。

北上駅の新幹線ホームで待ち時間をベンチに座ってちょっとゆっくりお茶を飲む。

人影など全然ない。（時間まで３０分もあるから・・）

エスカレーターに乗るとき、てすりを拭いているおじさんがいた。

乗り口のところで、雑巾を手すりに充てていた。

やっぱり、拭きたては違うな。ピカピカしてる。

自動で回ってくれるから便利かも。

なんて、回想しながらペットのお茶を飲んでいると、ホームを私がいるほうに向かってカラスが歩いてきた。

カラス自体珍しくもないので、特に気にせずにいたのですが、足元１メートル以内にきたときはさすがに”どうしたの”と声を掛けてしまいました。

こんなに近くに来るのも珍しかったので、もしかしたら逃げるかも知れないなと思ったのですけど、思わず鞄から携帯を取り出してカメラでパチリ。

でも、逃げない。

すると、もう一羽飛んできた。

嘴がスッとしているのできっと“ハシボソカラス”なんだろうな。

艶々した黒。

ホームにこびりついたパンのかけらのようなものを顔を横にしたり、”がつっ””ごつっ”と音をたてながらホームに嘴を立てて食べていました。

時間近くなって、何人かホームに人が来はじめても逃げない。

来た人たちに”どこから来たの”とか”カラスにげないね～”とか声を掛けられていました。

もちろん、掃除をしている人たちがいてホームは綺麗になっているのでしょうが、いくらか貢献しているのかも。

などと思ってしまいました。