今もあの場所にはオオバキスミレの群落が咲いているだろうか・・・
2011年4月27日 日常小学生の頃、父に連れられて岩崎の山の中の工事現場に行ったことがある。
掘削する予定のところに一輪の黄色いスミレが咲いていた。
黄色のスミレがあることを知らなかったので、摘もうかとも思ったが何となく摘めなくて・・・
車に戻って、父に
゛黄色いスミレが咲いていたよ!!”
と言ったが、そんなもがある訳ないとまともに相手をしてもらえなかった。
高校に入って5月連休に、
湯田の山にこごみ(山菜)を採りに行こう
と、父が言いだした。
とても良いこごみが沢山採れる場所を聞いてきたのだそうだ。
母は山菜大好きなので一も二もなく賛成し、暇だった私は天気もいいし、
その頃飼っていた犬の散歩にも良いかもと思い、犬(名前はクマ)とともに
軽のワンボックスの後ろに乗った。
初めて車に乗った犬が暴れないよう、散歩綱をしっかり握って犬をなでていたが
目的地までの長い道のり、しかもカーブの連続わき道に入ってからのあまり状態の良くない片側崖の細い道。
しかも、父の運転は荒い。
犬が車に酔った。
私も酔った。
犬がいるので、窓を全開に開けれないと思い上半分を開け外の空気を深呼吸
しようとしたら、止める間もなく犬が死に物狂いで窓から脱出。
でも、散歩綱を私が握っていたので、走る車のまどに首つり状態。
あわてて、車を止めてもらい、窓から犬を引き上げようとしたけれど、激しく
暴れたので、首輪の金具をはずしました。
もう、脱兎のごとくとい言ううか全速力で山道をかけて行きました。
進行方向に逃げて行ったので、車で追いかけましたが見失ってしまいました。
帰巣本能があるから、戻ってくるだろう。
賢い、犬だったので・・・
で、納得・・・
その場所からそう遠くなかった目的の場所へ車で移動。
なんでも、湯田ダムが出来るまで人が暮らしていたところとかで、家の跡がある。
湧水をためた洗い場も残っている。
南東に面した山の斜面が緩やかで、遠目でみると冬枯れた丈の高い雑草が藁の絨毯みたいになっている。
ちょっとぬかるんだところも、所々あるけれど、たいして気にならなかった。
畳半畳くらいの、緑に黄色?
何だろう、と思ったら、黄色いスミレの群落だった。
ぽつぽつと、あちこちにある。
父に
゛ほら!、黄色いスミレあるじゃない!!”
と言ったら、父は昔私に言ったことを忘れていたし、だからなんだ?
という風だったので、ちょっと腹が立った。
今もだけど・・・
(そんなものないと言われた時、相当傷ついたらしい・・・)
本当に綺麗なと言ううか気持ちのいい緑と黄色のコントラスト。
花も、スミレにしては大きい部類に入る。
これが、斜面一面覆ったら壮観だろうなぁ・・・
そんな風にはならないんだろうけど・・・
だって、群落の生えていないところに、一面こごみが出ている。
母と、父と3人で一生懸命こごみを採って、袋がいっぱい。
で、犬を3人で探して山の中を1,2時間歩きまわり、そこでカタクリの群落を発見。
カタクリの花も葉っぱも食べれる。
カタクリの花はちょっと甘い味がする。
と、何かの本で読んだことがあったので、試しに1輪食べてみた。
甘い?う~ん・・・
茹でるか、揚げるかすればそうなのかもしれない・・・
見つけれず、車に戻ってみたら、車の横ですっかりくつろいで横になっている犬がいた。
本当に頭の良い犬だと思った。
一杯走って、疲れたのか帰りの車の中ではとてもおとなしかった。
3年間続けて行ったけど、毎年キスミレの群落は綺麗に花を咲かせていた。
しかし、母は山菜は採りに行くのは楽しいけれど、その後処理が大変なこともあり私が仙台に進学して手伝う人がいなくなって以来あそこにはいかなくなったという。
今では、夫婦揃って、パークゴルフだかグランドゴルフだかに夢中だし・・・
(大変なんですよ、山菜を食べれるようにするのって・・・)
もう一度あの群落を見たいと思うのだけれど、あの山道を運転するのは私には無理目・・・
今では、道があるかさえ分からない。
最後の年に行った時だいぶ崩れていたから・・・
掘削する予定のところに一輪の黄色いスミレが咲いていた。
黄色のスミレがあることを知らなかったので、摘もうかとも思ったが何となく摘めなくて・・・
車に戻って、父に
゛黄色いスミレが咲いていたよ!!”
と言ったが、そんなもがある訳ないとまともに相手をしてもらえなかった。
高校に入って5月連休に、
湯田の山にこごみ(山菜)を採りに行こう
と、父が言いだした。
とても良いこごみが沢山採れる場所を聞いてきたのだそうだ。
母は山菜大好きなので一も二もなく賛成し、暇だった私は天気もいいし、
その頃飼っていた犬の散歩にも良いかもと思い、犬(名前はクマ)とともに
軽のワンボックスの後ろに乗った。
初めて車に乗った犬が暴れないよう、散歩綱をしっかり握って犬をなでていたが
目的地までの長い道のり、しかもカーブの連続わき道に入ってからのあまり状態の良くない片側崖の細い道。
しかも、父の運転は荒い。
犬が車に酔った。
私も酔った。
犬がいるので、窓を全開に開けれないと思い上半分を開け外の空気を深呼吸
しようとしたら、止める間もなく犬が死に物狂いで窓から脱出。
でも、散歩綱を私が握っていたので、走る車のまどに首つり状態。
あわてて、車を止めてもらい、窓から犬を引き上げようとしたけれど、激しく
暴れたので、首輪の金具をはずしました。
もう、脱兎のごとくとい言ううか全速力で山道をかけて行きました。
進行方向に逃げて行ったので、車で追いかけましたが見失ってしまいました。
帰巣本能があるから、戻ってくるだろう。
賢い、犬だったので・・・
で、納得・・・
その場所からそう遠くなかった目的の場所へ車で移動。
なんでも、湯田ダムが出来るまで人が暮らしていたところとかで、家の跡がある。
湧水をためた洗い場も残っている。
南東に面した山の斜面が緩やかで、遠目でみると冬枯れた丈の高い雑草が藁の絨毯みたいになっている。
ちょっとぬかるんだところも、所々あるけれど、たいして気にならなかった。
畳半畳くらいの、緑に黄色?
何だろう、と思ったら、黄色いスミレの群落だった。
ぽつぽつと、あちこちにある。
父に
゛ほら!、黄色いスミレあるじゃない!!”
と言ったら、父は昔私に言ったことを忘れていたし、だからなんだ?
という風だったので、ちょっと腹が立った。
今もだけど・・・
(そんなものないと言われた時、相当傷ついたらしい・・・)
本当に綺麗なと言ううか気持ちのいい緑と黄色のコントラスト。
花も、スミレにしては大きい部類に入る。
これが、斜面一面覆ったら壮観だろうなぁ・・・
そんな風にはならないんだろうけど・・・
だって、群落の生えていないところに、一面こごみが出ている。
母と、父と3人で一生懸命こごみを採って、袋がいっぱい。
で、犬を3人で探して山の中を1,2時間歩きまわり、そこでカタクリの群落を発見。
カタクリの花も葉っぱも食べれる。
カタクリの花はちょっと甘い味がする。
と、何かの本で読んだことがあったので、試しに1輪食べてみた。
甘い?う~ん・・・
茹でるか、揚げるかすればそうなのかもしれない・・・
見つけれず、車に戻ってみたら、車の横ですっかりくつろいで横になっている犬がいた。
本当に頭の良い犬だと思った。
一杯走って、疲れたのか帰りの車の中ではとてもおとなしかった。
3年間続けて行ったけど、毎年キスミレの群落は綺麗に花を咲かせていた。
しかし、母は山菜は採りに行くのは楽しいけれど、その後処理が大変なこともあり私が仙台に進学して手伝う人がいなくなって以来あそこにはいかなくなったという。
今では、夫婦揃って、パークゴルフだかグランドゴルフだかに夢中だし・・・
(大変なんですよ、山菜を食べれるようにするのって・・・)
もう一度あの群落を見たいと思うのだけれど、あの山道を運転するのは私には無理目・・・
今では、道があるかさえ分からない。
最後の年に行った時だいぶ崩れていたから・・・
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