国会議員にも東電のお偉いさんにも、頑張っている被災者の悲鳴は届かない

福島の酪農家の方が自殺したとニュースで流れた。
この方のお姉さまが、インタビューに答えていたことに本当に共感した。
国会議員の皆様は一体何をしているのか。
自分の利権を守ること、増やすことだけに夢中。
総理大臣もまた然り。
”駆け引きをやっている場合じゃないでしょう。”
国民の大多数がそう思っていると思う。
もう3カ月。
国会議員の方々からしてみれば、まだ3カ月なのだろうか？
別の、酪農家の方がインタビューに答えていらっしゃいましたが、本当に早急に対策を立てないと。
直接地震や津波の被害に合わなかった福島の農家や酪農家の方々の、将来の不安たるや想像すると・・・
将来に希望を持てなくなった、被災者の方々にアルコール依存の方が増えているとも聞く。
出荷制限解除とはいえ、以前のようにはならない。
一生懸命に世話して、これからだと借金をして投資をした色々な農業施設。
避難勧告された地区も悲惨だけれど、それ以外で出荷制限を受けた地区も悲惨。

”原発さえなければ”

何とか、自転車操業でも未来を見据えていけたはず。
自分に何も非の無いところで、なぜこんな目に合わなければならないのだ。
その怒りが、悲しみが、恨みが、そしてどうしようもない不安に押しつぶされてしまう。
早く、早く何とかしないと・・・

原発のお陰で潤ってきたことも否めないでしょうけれど、ひとたび何か起こった時のリスクは、他の発電方法の何百倍でしょう。
そして、その被害は一過性では無い。

結局、その保証を最終的に負うのは国民。
お偉いさんは、儲かってうはうはなのかもしれないが・・・
一般の人達の声を代表するのが国会議員のはずなのに、もはや彼らは一般の方々に目を向けていない。
信じられる政党も議員もいない。
一人も・・・
だけれど、その議員を選んだのも・・・なんだよね。