９９歳よりボケている私

家の母方の祖母は今年９９歳になる。

ちなみに父方の祖母は９７歳。

父方の祖母の姉も健在で去年１００歳のお祝いを市長よりもらったとか。

母方の祖母も母の兄弟たちも来年を楽しみにしている。

先日、母と母の弟（祖母と暮らしている叔父）と一緒に昨年自宅を新築した母の妹宅にお祝いを持って行った。

久しぶりに祖母の家に行っったのだけれど、こちらが困惑するくらい気を使ってくれる。

よせばいいのに、お昼ちょっと前に母が電話で

”今から行くけど、ままあるが”

と祖母に聞いていた。

ちょっと待て、９９歳の祖母にご飯支度させるんか？

すげー娘だな。わが母ながら・・・

と思っていたら、持っていくために煮込んでいたおかずをパックに詰め始めたので幾分ほっとした。

私は、てっきり昼を食べてから迎えに行くのだと思っていたので何も準備していない。

途中で何か買っていこうかと母に相談したのだけれど、

”気にするな”

ということしか言わないので、本当に気にしないで祖母宅へ。

行ったら、ヘルパーさんが来ていて、祖母が私たちの分まで追加で昼食の支度をお願いしていた。





すっごく・・・・

なんていっていいのか・・・

すいません・・・



ずうずうしく、ごちそうになったけど・・・

母の煮物、祖母にも叔父にも好評だったけれど、いくら母が進めてもヘルパーの方は味見もしなかった。

決まりがあるのだとか。

母よ、ヘルパーさんが困っているからそのくらいにしておこうよ・・・

たまたま、週２回のヘルパーさんが来る日だったらしい。



叔父は、体が弱く難聴なこともあり家のことはたいてい祖母が切り回している。

今回のお祝いの件も、祖母がとても気にしていたことだったらしく、農繁期前に行って来いということだったらしい。

叔父としては、案内をもらったわけどもないので祖母に言われるまで気にしていなかったらしい。

うちの母もしかり。

祖母が、物忘れがひどくなってきたから、ノートに忘れないようにつけているという備忘録をみせてもらったけれど

”最近、腕に力が入らなくて汚い字だものや”

といっていたけれど・・・・

すいません、私より綺麗な字で細かくびっしりと書かれているんですけれど・・・

さすがに、数年前より弱くなって畑仕事は昔ほどしていないらしいけれど・・・

すごいなぁ・・・

なんで、この記憶力というか遺伝しなかったんだろう？

眉毛が薄いことしか似てない・・・・

はぁ・・・