9月1日の日記

2017年9月1日 日常
今年初め、祖母が転んでけがをしたそうだ。

知らなかったんだけれど・・・

100歳を超えているのだけれど、手術をしたのだそうだ。

年が年なので、お医者様から命の保証はできないと同居していた叔父がいわれたそうだ。

術後、経過は良好。

家に帰る為に、リハビリに励んでいる。

と、母に聞いたのが6月初め・・・

知らなかったんだけれど・・・

7月に一回病院にお見舞いに、母と行った。

寝ていた祖母が、前回(多分去年のお盆過ぎくらいか?)あった時より一回りほど小さく、細くなっているような気がした。

声をかけると、私が分かり、私の名を呼んでくれた。

トイレに、歩いて行って帰ってきてから寝ていたと言っていた。

歩けるようになったんだ。

よかった、と、その時は思っていた。

けれど、叔父の体調がよくなく施設に転院。

施設では、夜に暴れるとかで睡眠薬を処方されたらしいが、効き目が悪くだんだん強い薬に。

それでも、効かず、病院に相談。

そうこうしているうちに肺炎を発症し、即病院に入院。

入院当初は、意識もはっきりとしていたらしい。

8月中旬、お見舞いに行った。

別人かと思った。

何日か前に、暴れてベットから落ちてけがをした後が痛々しかった。

声をかけると、私の名を呼んでくれたけれど、7月の時のような会話はできなかった。

何日か前から、食事ができなくなったそうで、一日2本の点滴ということだった。

一週間後、母と伯母と私の3人でお見舞いに行った。

病室が、ナースステーションのすぐ隣になっていて、酸素吸入はしていないものの、テレビドラマでよく見る機械が設置されていた。

この、波形がまっすぐになったら臨終ということか・・・

声をかけても、目を開けない。

瞼がくっついていて、自力ではなかなか開けられない。

すぐ隣にも、患者さんがいて呻いているのだけれど、祖母は静かだ。

少し目を開けたけれど、声を出すことはなかった。

点滴は一日1本と看護婦さんが言っていた。

あまり、栄養の濃いものは受け付けないと・・・

伯母は今年82歳。

”こんな風になりたくない”

と、病室でつぶやいた。

伯母よ、小声で言ったつもりかもしれないけれど十分聞こえているから・・・

隣の患者さんの呻き声がさらにひどくなったような気がするのはきのせいだろうか?

祖母は、今年いっぱいとお医者様に言われたそうだ。

こんなにも、急に悪くなるものなのだろうか・・・

一人では、とてもお見舞いに行けない。

なんとも、きつい。

それは、母も伯母も同じだったらしい・・・

お見舞いの帰り道、母がふらふらと歩いいているのがとても怖かった。




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NaS

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